在宅医療DXクリニックの現場事務を支える仕組み

神戸市 5拠点で本番運用中

在宅医療DXクリニック
現場の内製を、公開しています

在宅医療DXクリニックとして、現場で発生する大量の事務作業を自院の手で仕組み化しています。
FAX仕分け、問い合わせ対応、定期書類の作成、医薬品在庫管理。
診療報酬の点数解説ではなく、現場で使う仕組みを内製してきた実践記録です。

OUR APPROACH

在宅医療DXの考え方

DXは業務効率化のためではない。
患者さんに伴走する時間を増やすためのもの。

山口高秀 理事長
1日8時間のうち2時間しか患者さんと向き合えていないなら、事務作業を減らすだけで、対面時間は2倍になる。

DXは患者さんに伴走する時間を増やすためのもの。
— 山口 高秀(理事長)
対人業務
患者さんとの時間
リアルの場 — 人と人の対話
診察・問診・相談・ご家族への説明。ここにAIは入れない。人と人が向き合う時間を最も大切にします。
業務自動化
事務作業の自動化
ワークフロー層 — 非対人業務のデジタル化
FAXの仕分け、カルテの準備、書類の下ごしらえ、発注管理 ——
手作業で行う必要のない定型業務をシステムとAIに任せます。
記録と連携
記録と連携
共有の場 — 電子カルテ・グループウェア
自動化された情報が電子カルテやグループウェアに正確に記録され、チーム全体で共有されます。

おひさま会の在宅医療DXは「対人業務にAIを割り込ませない」という方針で進めています。
AIや自動化が担うのは、あくまで事務作業・定型作業だけ。
現場のスタッフが患者さんと過ごす時間を最大化すること。それがすべての原点です。

START FROM THE PROBLEM

いま困っていることから探す

ツール名ではなく、現場の困りごとから選べます。
自院の話に近いカードを開いてください。

在宅医療DX クリニック

加算要件を満たしても、FAXと書類の山は残ります

診療報酬のDX加算を算定しても、日々の仕分けや書類作成は減りません。現場に残る事務負担を、内製ツールで解消してきた実践です。

読み物:在宅医療DXの2つの意味
区別を読む →
在宅医療のFAX

毎日のFAX仕分けとカルテ貼付で、事務が手一杯

届いたFAXの宛名や書類種別を目視で確認し、カルテへ手作業で貼り付ける日々。1枚に数分かかると、月の時間が大きく削られます。

実践:OhiScan 月約5,000枚/処理費用 約0.1円/枚
詳しく見る →
問合せの中断

電話やチャットの問合せで、日常業務が何度も止まる

内容の仕分けと一次整理を仕組みに任せ、人が判断・返信する。電話応対そのものをボットに置き換える話ではありません。

実践:OhisamaBot / HALO 分類・通知・漏れ防止
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定期書類

指示書や情報提供書の作成に、何時間も取られる

電子カルテ上の情報を引用して下ごしらえし、完成は人が確認します。有料の自動化ツールを自前の流れに置き換えた実践です。

実践:OREST / OhiCraft 下ごしらえは仕組み、完成は人
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データがバラバラ

システムごとに患者IDが違い、情報がつながらない

既存の電子カルテやレセコンを買い替えず、裏側でIDを連携させる考え方です。システム乱立に悩む現場に向けた、構想段階の共有です。

考え方:ID統合 既存コラムで解説
考え方を読む →
医薬品在庫管理

納品と払出が紙と記憶に頼り、残量が見えない

バーコードで入庫・出庫を記録。残量が減ったら医薬品発注の知らせが届きます。初めて扱う薬はマスターから自動で名前を補完します。

実践:MediTrace 垂水・舞子の医薬品在庫管理
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クリニックの医薬品在庫管理、何から始めるか →

SAFE BY DESIGN

医療DXを安心して進める、3つの原則

怖いのは「AIが間違えること」そのものではありません。
間違えたとき、誰が止められるかが設計されているかどうかです。

原則 1

事務のAIと、医療の判断を分ける

宛名の識別や書類の分類など、非臨床の作業だけをAIに任せます。診断や処方の判断には使いません。

原則 2

人の確認を、必要なところに残す

医療書類の「完成」は人が押します。FAX仕分けなどでは、自信が低いものだけ人が見ます。止める道は残します。

原則 3

判断に迷うものは止める

確信度が低いデータは自動処理せず、必ず「要確認」へ振り分けます。迷ったら処理を止めて人の目に委ねる設計です。

安全の考え方を詳しく見る

RESULTS

数字で見るおひさま会DX

構想ではなく、5つのクリニックでいま動いている数字です。

🏥
5
運営クリニック数
💻
30以上
内製開発システム数
⏱️
5ヶ月
大小含め30以上の開発期間
📠
5,000枚/月
FAX処理をAIで自動化
📞
100件/日
問い合わせをチャットで管理
✅
RPA内製化
有料ツールを自社開発で置換
💰
≈0.1円
FAX 1枚あたりのAI処理コスト
👥
3人
DX推進部
HOW TO ENGAGE

まずは、知り・見て・相談する

知る、見る、相談する。どれからでも構いません。
自院の状況に合わせて、次の一歩を選べます。

まず知る

思想と安全、何から自動化するかを、手順書にまとめました。印刷して院内で共有できます。

在宅医療DXとは 手順書を読む

現場を見る

自院で何から始めるべきか整理したい方へ。実際に動いている現場の見学や意見交換を受け付けています。日程や形式はご相談ください。

見学を相談する

自院に合わせる

特定の業務だけ部分的に試したい、自院スタッフで保守できる形にしたいなど、各クリニックの実情に合わせて一緒に検討します。

個別に相談する
SOLUTIONS

主要ソリューション

課題カードの先にある、個別の実践です

OhiScan
本番運用中

OhiScan — FAX AI自動分類

FAX受信PDFをAIが即座に解析。患者特定・書類分類・PDF分割を自動処理し、電子カルテへ自動ファイリング。

詳細を見る →
OhisamaBot
本番運用中

OhisamaBot — 問い合わせ管理

患者・施設からの問い合わせを3軸トリアージで自動分類。Google Chatに即時通知し、チャット上でステータス管理が完結。

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OhiSnap
本番運用中

OhiSnap — 保険証AI撮影

スマホで保険証を撮影するだけでAIが自動判別。PDF変換・月別フォルダ自動保存。マイナンバーカード誤撮影も防止。

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MediTrace
本番運用中

MediTrace — 医薬品在庫管理

バーコードで納品・払出。期限と払出先を記録し、在庫一覧とログで確認。残量が減ったら発注の知らせが届きます。

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OhiCraft
本番運用中

OhiCraft — カルテ自動作成

訪問診療管理システムから往診予定を取得し、電子カルテへ白紙・引用カルテを自動作成。処方日数の自動計算にも対応。

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OREST
本番運用中

OREST — 定期書類自動生成

訪問看護指示書・診療情報提供書などの定期書類を電子カルテ上で全自動作成。有料RPAツールを内製で置き換え。

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レントゲンナビ
本番運用中

レントゲンナビ

訪問診療のレントゲン依頼から撮影完了フロー・月次集計まで一元管理。健康診断の集団検診機能も搭載。

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HERO
本番運用中

HERO — 外来予約カレンダー

訪問診療管理システムのAPIから予約データを取得し、カレンダー形式でリアルタイム表示。スマホ・PCから空き状況を即座に確認でき、電話での空き枠調整の手間を大幅に削減。

HALO
本番運用中

HALO — AI問い合わせ管理

法人内ヘルプデスクへの問い合わせをAIが自動分類し、担当者へ即時振り分け。一次回答案の作成から週次・月次の集計レポート作成まで対応。

BLUE
本番運用中

BLUE — 通話履歴AI記録

クリニックへの電話着信データをAIがリアルタイムで記録・分類。患者名の自動特定から用件の整理まで行い、折り返し対応の漏れを防ぎます。

薬剤発注
本番運用中

薬剤発注ナビ

在庫チェック・発注依頼・チャット通知をワンストップで管理。「月3週の火曜日」など複雑な周期発注にも対応。

詳細を見る →

他にも 往診予定チェッカー・食支援システム・MeetRecorder など多数を運用中

ARTICLES

コラム

現場の実体験から学んだDXの知見

ARTICLE 0

最初に自動化すべき3つの業務

FAX電子化・AI振り分け・書類自動作成の優先順位。

ARTICLE 1

DX推進部ができるまで

ひとりの事務員が始めた自動化。組織化に至る道のり。

ARTICLE 2

医療AIの壁は「信頼」

事務員AI/医療AI分業と承認パイプライン。

ARTICLE 3

GWSだけで完結するか?

追加コスト0円のDX基盤設計。

ARTICLE 4 — 最終回

IDが最大のボトルネック

7システムの患者IDを統合する基盤設計。

実践ノート

在宅医療のFAX仕分けは、なぜ人手のまま残るのか

加算のあとにも残る紙。宛先調べを人が全部読む以外の進め方。

📖 コラム目次(なぜこの順番か)を見る →

おひさま会の考え方

About

医療法人おひさま会では、医療法人としてのスローガン・理念の他にも、
グループ全体で目指す「共通理念」を掲げています。

おひさま会の理念体系 — 共通理念・伴走医療・今日も誰かの人生と。

この理念を支えるために、DX推進部はテクノロジーの力で
スタッフが「人と向き合う時間」を最大化する基盤を構築しています。

おひさま会の考え方をもっと知る →

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