在宅医療DXクリニックとして進めるとき、何が残るか。おひさま会が内製してきた話を、質問の形で書きます。加算を調べて来た方も、このまま読んでください。
在宅医療DXクリニックと検索すると、先に加算の案内が出ることが多いです。このページは、クリニックの現場で何が残るかの話です。
在宅クリニックでは、病院のように同じ建物に人がそろっていません。患者さんは自宅、医師は往診先、事務はクリニック、連携先は別の事業所。連絡はFAX、電話、紙に残りやすい。
在宅医療DXをクリニックで進めることは、道具を増やすことではありません。離れた場所にいても、同じ情報で動けるようにすることです。人がやらなくてよい仕分けと転記を仕組みにし、人と人が向き合う時間を残します。
おひさま会は、在宅クリニックの現場でこれを内製してきました。外の製品の紹介ではありません。
病院の電子カルテを入れ替えても、在宅の紙の山は残りがちです。既存の仕組みを捨てず、届いた紙と問合せから手をつける。これがおひさま会の順番です。
在宅医療DXクリニックとは、何ですか?
加算の届出だけではありません。クリニックの日常で、FAX仕分けや定期書類など人がやらなくてよい仕事を仕組みにすることです。道具を増やすことと、仕事が回ることは別です。
チャットを使えば、在宅医療DXですか?
入り口にはなります。ただし、連絡が流れて後から探せない、FAXの仕分けが残る、定期書類は手のまま、では日常は変わりません。道具が入ったことと、仕事が回ることとは別です。
在宅医療DX情報活用加算を取れば、終わりですか?
終わりではありません。加算は、国が定める体制の評価です。点数と届出は厚生労働省の案内(PDF)と、自院の請求担当を正本にしてください。
加算の体制が整っても、毎日のFAX仕分け、問合せの中断、定期書類の下ごしらえは残ります。資格確認の準備と、紙の山を減らす仕事は、別の作業です。
では、何から手をつけますか?
医療判断から遠く、毎日積もるものからです。おひさま会では在宅医療のFAX仕分け、問合せの整理、定期書類の下ごしらえの順です。完成の責任は、最後まで人が持ちます。
診療報酬の「在宅医療DX情報活用加算」です。オンライン資格確認や電子処方箋など、国が定める体制の話です。
在宅クリニックのFAX仕分け、問合せ、定期書類を、自院で仕組みにした実践です。加算ができても、ここは残ります。
加算を調べて来た方も、追い返しません。届出は国の資料へ。その次に見るのは、残る事務の内製です。
外の道具だけに任せると、現場の直しが遅くなります。おひさま会は使えるものを自院で作り、現場で磨いています。既存の電子カルテは捨てません。
順番と安全の線引きは、失敗しない自動化の手順書にあります。考え方の連載はコラムです。
2026年9月、北海道の在宅クリニック(医療法人ミライエ)の稲熊良仁先生が、この在宅医療DXクリニックのページを紹介してくださいました。見学や相談は、問い合わせからどうぞ。